今回は同業者仲間の非公式の初釣り会です。(自分は今年もう3回目の釣りですが。)
宿は常宿の1つの三浦の丸十丸です。
最近はカワハギは11月の伊東での例会で行く位でプライベートでの釣行は滅多にありません。
何故かと言うとあまり釣れないからです。
夏は釣れても肝に味わいが無く、冬の寒い時期じゃないと意味がありません。
美味しい魚じゃなきゃね。
食味としては一番好きな魚かも知れません。釣りも腕がものをいい、とても面白い釣りものです。
餌取り名人(名魚)で知らない間に針がツルツル。
独特のあたりで、掛かるとカンカン金属的な引きで直ぐにカワハギか他の魚かもわかる独特な引きです。
と言う事で美味しい時期のカワハギ釣行です。
今回は電熱線が入ったベストに加えて電熱線のズボンも購入しました。
あったらいいなって思っていたら、こんなものがあったんだって脊髄反射でネットで購入した代物です。
全身電気マンです(笑)
長押しでスイッチが入りそれぞれ独立部分のヒーターが3段階で温まります。
取説読まないんで長押しすればスイッチが入るし切れる事も分からなくって、電気を無駄に使って電池切れや調節できなかったりしたんですが、ちゃんと使えば優れもの。
もう冬の必須アイテムです。
ベスト パンツ共に5000円〜6000円
バッテリーは3000円前後
バッテリーが結構重いのは仕方ないですね。
マジあって良かった。顔が寒いけど首元もあったか。
もう全身ヌクヌク電気マンです。
さて肝心にカワハギちゃんは、結構手強かったです。
最初にいくつかのポイントはキタマクラしか釣れずに、大苦戦です。
船長キタマクラのポイント流してんじゃねーの?とか洒落にならない状態でした。
あたりもなんかガジガジしたあたりで、明らかにカワハギじゃないんですよね。
でも魚の触った感じが柔らかくてすべすべなんで、実はキタマクラ触るのは好きなんです(笑
船長のアナウンスもあり、外道も直ぐにリリースしないで桶にとっておきます。
釣り人のエゴで外道を駆除して殺しちゃったりする場合もあるんですが、ここはちゃんと帰りにキタマクラなどの外道も海に返してって船長のアナウンスがあったんで、優しいというかちゃんと常識のある船長さんですね。
それにしてもキタマクラ五目なのかって言うほどよくキタマクラが釣れました。
でもポツリポツリ型のいいカワハギも釣れて結果的には近年のカワハギ釣りにしては大漁の部類かも知れません。
今回は根の荒い場所ばかりで仕掛け全損の痛い目にもあったので、着底してすぐに50cm位切って当たりを待ちました。
1mくらい上にしゃくって2〜3秒待ってからゆっくりしたまでおろすというYouTubeで見た一つの釣りかたで何匹か釣れましたが、中層でじっと待ってたまに10cmくらい揺らしてひたすら待って針がかりしたら大きく上に竿あげて口に貫通させる感じが一番良かったと思います。
針は丸セイゴとかマルチとかで、かかれば外れないのを使ったので途中バラしもほぼありませんでした。
とにかくゆっくり巻いて、大きいのがかかったら無理せずに、竿を引き込まれたら巻くのをやめて、竿の弾力で引き込みに合わせてなんとかいなすのがコツ?ですかね。
あと 「お願い バレないで!」と祈る事も(笑
こっちは本命オケ
こっちは外道オケ
ちゃんと釣って血抜きしたつもりですが、甘かった個体もあるみたいです。
港まで近いので沖上がりからで血抜きしたのでは間に合わないんです。
でも市場で買うより全然良い状態で、肝も刺抜きで血管を抜いたので良い色です。
飲みながらやった割には上出来です。
刺身(薄造り 薄皮の湯引き) と にぎり と唐揚げと吸い物になる予定です。